大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
今日はクリスマスイブということでファンタジックな1日であり、
みなさん良い思い出ができたらいいなぁと思います。
仕事上子供達と話す機会も多く、非常に面白い話を色々話してくれます。
この季節になるとクリスマスのことや
冬休みのことを色々と話してくれるので楽しく聞いております。
その言葉から色んなことを考えてしまいますが今日はそんな中から
ちょっとだけ気になるタイプの言葉を一つ。
最近親御さんなしでレッスンを受けることができるようになった子がこう言ってくれました。
「もうすぐ2年生やし、僕一人でもう大丈夫やで」
なんとも健気で成長を感じる素晴らしいセリフです。
その子は素晴らしい親御さんの元で元気に育っている子だと認識している
ので全くもっていい子なのですが「2年生やし」というのがちょっと気になってしまうところがあります。
「2年生やし」「中学生やし」「お姉ちゃんやし」「男やし」「女やし」...
といったラベリングの効果はうまく作用する文脈とそうでない場合があるというのは
多くのデータが証明しています。
日々の生活の中でそういったタイプの言葉の量を多く聞かされて育つ、または多くなくても
すごい形相で怒鳴られながらそのような言葉を聞かされる...などといった経験は良くない悪法を心に作ってしまう可能性が高いと言えそうです。
まぁそんな親御さんは滅多にいないわけですが。
とは言え、適切な範囲では無意識的に僕らは使ってしまうものかなと思います。
なぜなら、多くの大人がそのように言われて育ってきて、子供に動機を促そうとする時に
そのような単語が無意識に脳内に浮かぶからです。
要はバランスかなと思います。
そんな言葉の一つや二つで子供の成長に悪い影響を及ぼすことはそうそうないと感じます。
基本的に多くの子供は親の適切な愛情に多く触れて大きくなっていくのだと思いますし。
ただ、問題は...
例えば「お兄ちゃんなんだからそんなことしたらダメでしょ!」という言葉を、量的にを多く聞きすぎたり、
その聞かされ方が、たとえ一回だけだったとしても、前述のように一回のレベルがあまりにトラウマティックだったりすると心の悪法の形成に餌をやることになり、
「僕はお兄ちゃんなのにこんなことも出来ないなんてダメな子なんだ...」
といった思考が無意識に浮かぶようになっていってしまうのかなと思います。
子供の脳は親の言葉に反抗することができるようになるにはそれなりの時間が必要ですから、
幼い時ですとその言葉に従うしか方法を見出せないわけです。
幼い頃に親から見放されるということ程恐ろしいことは
ないわけですからね。従う中で自分を守るため、何らかの解離を起こしてしまうわけです。
完璧な大人はいませんが、適切な言葉を心がけたいという知識への好奇心は
持った方がいいのではと感じます。
K9 Y.Y