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頭ではわかるけど私には無理?

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

ギターを始めた頃に何をやっていたかを教えて欲しいという

お話を生徒様からいただきましたのでそんな話を少しだけしてみようかなと思います。

 

 

 

難しいことは何もしていませんでしたが、まぁとりあえず好きなフレーズとか、

知ってる曲の一部をよく弾いていました。

 

 

まだ子供でしたのでとりあえず短くても弾けるものがあるというだけでとても

気分が良くってアホみたいに何回も同じフレーズを繰り返し弾いていたのを覚えています。

いろんな妄想をしながら弾いてましたね 笑

 

まぁ、僕に当てはまることが皆さんに全て当てはまると思うことは結構危険なことだと

思いますが、僕の個人的な経験が要は当てはまることもあり、そうじゃないこともあると思います。

 

 

年齢や性別、その時の環境や性格等いろんなものによって楽器をはじめる初期段階で

や意識できると効果的なことは変わるとは思います。

 

 

 

最近はいろんな人が情報を発信できるので、

「〇〇に必要なたったひとつのこと!」

「〇〇の為の3か条!」

 

みたいなキャッチフレーズをよく見かけますが、

自分に当てはまるかどうかは自分の特性をある程度理解した上で判断するべきですね。

 

インフルエンサーの方からいろんなことを聞いて理解して共感するけど、なんか

私には結局無理...みたいなんって多いように感じる昨今ですからね。

 

 

 

ということでいつでも個人差というのはあるものなのですが、

大きな標本で考えた時多くの人に当てはまるものも当然あって、そのエリアも非常に広く、

色々あるわけですね。

 

 

僕はCDとかから流れてくる好きなバンドのギターと同じのが弾ける、という

感じってとにかく面白かったわけです。

 

 

ということで曲全部通して弾けることももちろん大切ですが、それはそこそこ後でいいかもしれないな、

と思います。

 

 

一部分でも同じように弾けて、弾ける!面白い!と感じるという経験が連続的に続く、というのは大事かなと

思います。それってその時のレベルに合ったものが大切ですね。難易度とか長さとか。

 

 

 

大人の場合は既に頭がいいので、高い壁を簡単に想像できてしまいます。

それはそれで重要ですが、一番近い低い壁に一時的に満足して、そこで小さな進捗を楽しめるという心理的柔軟性が

初期段階では重要なのは恐らく間違いないかなと思います。

 

 

ちょっと深く考えるとそのような心理的柔軟性は遺伝的なものと、幼い頃の重要他者からの影響があると思います。

まぁその重要他者にとっての重要他者といった感じで辿ればより見えるものがあったりしますが。

そのようなちょっと健康的ではない心の問題がある場合はこれまた少し他のことも考えないといけないかなとは思いますが

 

 

 

僕にはその辺のある種の健康的な適当さがあったから継続できて、より内発的に楽しめるものになっていった

というのはありますね。そこで適切に満足できる人でないと結局高い壁も超え辛く、俗にいう完璧主義的な心ができてしまって

何をしても自分に満足できないということになってしまうのかなと思いますね。

完璧主義には健康的なものとそうでないものがありますからね。

 

 

 

また楽器の音を聞いていて楽しい、というのは大切です。

僕の実家は住宅が密集しているような場所ではなかったので、学校から帰ってきたら

音量のことは気にしないで練習できました。それはよかったのではと。

 

 

 

聞こえてくる音がイメージしているものとあまりにもかけ離れていると面白さが減ってしまうかもな

と思います。なので最低限の設備はあったほうがいいですね。

大阪市内のような都会は難しい場合も多いですが、ヘッドフォンとか、なんらかの対策はできると思いますので

その辺もそこそこ大事かなと思います。

 

 

 

また演奏しやすい楽器を選べたというのはあるかなと思います。

かなり安物のよくわからんブランドのギターで、チューニングもあいにくいギターでは

ありましたが特別弾きにくいというわけではなかったのはよかったと思います。

 

あまりに体にあってない大きさだったり、奇抜なフォルムで構えにくい、はじめから固くて太い弦で

弾こうとする、というのは基本的に考えると良くないかもしれないですね。

 

 

 

また、そのような音楽や楽器の話ができる友達がいたり、いろんなかっこいい音楽を

教えてくれる友達がいたりしたというのがよかったと思っています。

中学生の時からパンクバンドをやってましたし、高校になると主に黒人音楽のバンドをやっていました。

いい環境だったと思います 笑

 

もしあまり共感してもらえる人が少ないという方がいらっしゃったら

教室にきたときに思う存分その話をしていただければと思います 笑

 

ということで

 

 

①弾きやすい環境を。

②弾きやすく、見た目にも適度に満足できる楽器を。

③簡単で短いやつを何回も弾いて、ひとまずそれでokだと思える気持ちを大切にしながら小さい進捗の連続を楽しむ。

④できたら共感できる友達とかがいたら良い。

 

ぐらいかなと思います。

 

もちろんこういう話はいい出すとキリがないのでまた別の機会にでもと思います。

ありがとうございました。

 

参考引用文献

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K9 Y,Y