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日本人向き?のギターがこれ。

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

どんなギターが僕らにとって一番いいんでしょうか?

 

 

そんなことは正直誰にもわかりませんよね...。

 

 

好きなアーティストが使っている、見た目が可愛いい、音が好き、自分の体格にあっている、

愛着ができて接触する機会が多かったからなんか一番いいような気がする、

ずっとこの機種を使ってきたから一貫性が働いている...

 

 

まぁ色々ありますね。

 

 

 

 

日本に昔からある楽器で三味線っていうのはお箏や尺八とかに比べると

まだ歴史は新しいらしいです。

 

 

しかし、長唄の時はこんな音色がいい、清元にはこんな音色、儀太夫にはこんなのが..

といった音色へのこだわりがとても感じられる楽器です。

 

 

 

世界的に見ても、もちろんどこの地域でもいろんな音色に対してのこだわりは

あるわけですが、僕らの先祖が三味線の音色を出すにあたってこだわってきたというのは

素材や演奏法など、結構はこだわりようでとても些細に見えることでも、非常に神経と努力を惜しまずに

その音色の追求に時間をかけてきたと言えそうです。

 

 

 

アジア近辺の弦楽器を見てみても、元々はガットと言われる動物の腸から作られるもの

や植物の繊維から作られた弦で演奏していたものが時代を経るにつれて金属弦に置き換わっていきます。

 

 

 

もちろん金属弦の良さや表現力の幅は大きく、僕もギターの中で何が一番好きかと言われると金属弦のエレキギターが

一番好きではありますが、上記のようなガット等の自然から生まれる弦というのはそれ相応の表現ができるものです。

 

日本人はこの音色にこだわってきたと言えそうです。

 

 

 

世界の中で地域によっては金属弦を持つものがその国の伝統的な民族的楽器と

なっている地域も多いですが、日本はそうではないということかなと思います。

 

お箏なんかでも頑なになんといいますか、現代的な素材の弦は使わないと

いったような風潮はあるのかなと思います。

 

お互いの長所をうまく融合させればいいとは思いますが、

やはり、日本人的な音色への感覚が何かそこにあるというのは言えるのではないかなと

思います。

 

 

 

その観点から考えると、金属弦ではないナイロン弦を張るタイプのギターの方が僕らの根本的な

部分を満たしてくれるのかもしれませんね。

 

godinのギターなんかもいいなーとか最近思います。

 

引用文献

 

K9 Y.Y