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日本人のリズム感の本質。

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

日本的なリズムってあるんでしょうか?

 

 

 

そうはいっても幅広い問題ですね。

 

今の中高生の感覚、団塊の世代の方々の感覚...世代によっても色々かなと思います。

 

日本の音楽教育といっても基本的には西洋的な教育なので、日本の長唄や民謡、浪曲なんかを主軸に

音楽教育があるわけではありません。

 

 

 

宇多田ヒカルさんのお母さんの藤圭子さんなんかっていうのはご両親が浪曲師だったらしく、

そんな影響があり、一般的な演歌歌手なんかよりずっと日本的と言えるのかもしれませんが。

 

 

 

世代によって触れてきた音楽の感覚もあるでしょうし、何が日本っぽいのかってもう少し焦点を絞らないと

議論できないのかもしれないですね。

 

 

 

 

でも、言葉から考えるというのは有益かもしれないです。

偉い研究家の方々も言葉と音楽の相関性は認めざるを得ないという意見が結構あるみたいですし。

 

 

ざっくりと考えると英語にはアクセントというものが結構しっかりとあります。

 

 

言葉はしっかり発さなかったとしても分脈的に適切なタイミングで適切な強弱をつけて言ったら

意味が通じるみたいなことがあり得ると思います。

 

I don't knowも フン、フン、フン(→ ↑ →)と言っただけで通じることが多いです。

 

 

 

日本語にもアクセントはあると思いますがどっちかというと音の高い低いですよね。

 

強弱というか高い低いです。

 

日本語の強弱はありますが、おおよそそれって感情の状態によって変わる問題で、

単語自体に英語のような明確な強弱があるわけではない場合が多いと思います。

 

感情が乗った場合、方言の質によって強弱の位置は変わるのではとは思いますが。

 

 

でもまぁ、関西弁と標準語の基本的な違いというのはやっぱり強弱というよりも高い低いかなと思いますし。

 

 

 

そんな風に考えていくと日本人のリズムの本質が少しずつ見えてくるような気がします。

 

次回もよりこの辺りを考えてみたいと思います。

 

K9 Y.Y