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途中でやめたら結構いいのができた。

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

3分割って面白い、と言うような話を前回しました。

 

基本的に僕らが演奏する音は12個だけ。

 

仮にどでかいギターがあったとして、

そのギターに適当に弦を一本だけ張って、どこも押さえずにその音を弾いたときの音の高さをドの音に

チューニングする、

 

その弦の長さが仮に120mだったとしたら、

ちょうど真ん中の60mの地点を押さえて弾いたときは、1オクターブ上のドになる。

 

ではその弦の長さを3分割して、3分の1のところの40mで押さえて弾くと「ソ」。

 

このドとソを一緒に鳴らした時に人の耳に心地よく聞こえることに昔の人は気づいた...

 

そのソの場所を誰かに押さえておいてもらって弦の残りの3分の2である80mをさらに

3分割して、3分の1のところで押さえて弾いたら「レ」になり...。(オクターブの差アリ)

 

 

これを繰り返すと12個の音が出来上がるという話です。

 

ではこれを上記の「レ」から後2回だけ3分割していくことにします。

「レ」の次は周波数的に「ラ」になり、それを更に3分割すると「ミ」になります。

 

ここまでで5音ができました。

5音あれば十分色々できますよね。

12個出来上がるまで分割していかなくても途中でやめて、ここまでで十分です。

 

和音も作れるし、色んなメロディも作れます。

 

日本もアメリカも古くからある音楽ってだいたいこの5つの音が主体だったりましす。

 

日本では近代以降が多いような気がします。

アメリカでも僕の知っている限りは100年ぐらいのものですが...。

 

アメリカ南部の綿畑の強制労働者の心情から、発祥したと言われるブルーズも基本はこの5音です。

 

考え方は様々ではありますが、

ピタゴラスの時代に数学的に割り出された5音が人の頭から自然発生的に生まれる5音と同じところに

あるというのは面白い話だなと感じます。

 

参考文献

参考文献

K9 Y.Y