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今年楽器を弾いて得をする事、損をする事。

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

エドシーランってギター上手いんですか?

 

そんな類の質問をされることがあります。特に若い人に。

僕はエドシーランのギターは好きなので

 

「上手いと思う」と答えます。

僕のようなもんがいうだけでも恐れ多いですが...

 

 

自分の曲を表現するという中ではとても上手い、あれだけ恐ろしい金額を稼いでいる時点で上手い、

誰のバックやどんなジャンルでも勤め上げるギター職人としては下手かも、上手い幅やレベル、中間の幅、下手の幅、

そもそも上手さって?、上手い下手以外の判断基準はないのか?

 

 

どういう性格の人ならエドシーランを上手いと感じやすいのか?にくいのか?

どういうタイミングなら上手いと感じやすいのか?にくいのか?

彼の良い噂を聞いた後なら?彼の悪い噂を聞いた後なら?

それは本当に信じるに値すること?

年齢?国籍?性別?...

エドシーラン自身はどう思っているのだろうか?

 

 

あらゆる幅がありますよね。

しかし、僕らはすぐにシンプルに2極化して考えやすいようにプログラムされているようです。

 

シンプルに上手い下手を自分なりの解釈で白黒つけないといけない場合もあるでしょう。

 

そのような僕らが知らないうちに陥ってしまう思考の罠は多く存在します。

 

「お医者さん」

 

と言われたら基本的に直感的に男性をイメージします。

そういうもんですよね。女性でも全然いいのに。

すぐに視野狭窄になります。

 

 

そういう固定概念というか認知バイアスから逃れる方法はいくつかありますが、

音楽を演奏すること自体があらゆる認知力を上げてくれるというデータは結構あります。

 

曲には歌詞があっったり、メロディ、和音、いろんな楽器の音、リズム、セクション、小節、一つ一つの音符、

バンドメンバー、お客さん...

 

音楽、それ自体にわかりやすくあらゆる情報が詰まっていて、

楽器を演奏するとなるとその膨大な情報の中の一つを意識したり、大きな塊を見たりしながらやっていくわけです。

 

したがって無意識に視点を取得する能力が向上するのではと考えられそうです。

 

基本的に得しかないかなーと思います。

 

参考文献

 

K9 Y.Y