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何故、あの人は飽きないのか?

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

子供の頃からいろんなものに興味を示して、そして飽きてきました。

 

ビックリマンチョコ、ミニ四駆、いろんなゲーム...

そんな中でも今でも好きで自分の中でブームが継続中のものもあります。

 

もちろん音楽やギターはその中でも最たるものかもしれないですけど。

飽きてしまって、忘却の彼方にいってしまっているものと今でも残っているものの差はなんなんでしょう?

 

ちょっと難しい言い方で、一言で言うとその興味や好奇心を「内面化」できているかどうかです。

「内在化」といったりもします。英語だとInternalizationです。

 

それは誰でも実感がありますよね。

 

要は自分のアイデンティティの一つと感じる領域までそれがきているかどうか、ぐらいのとこでしょう。

 

皆さんにとって楽器を弾くと言うことが「内面化」したらいいなぁと思います。

もう「内面化」している方も大勢いらっしゃることと思います。

 

どこまで内面化させるかは当然、皆さんが決めることですし、いろんなレベルがあります。

 

僕は子供の頃からドラえもんが好きですし、今でも好きです。

それはいろんな映画を見たり、いろんなタイミングでドラえもんと接してきたから

ちょっとした自分のアイデンティティの一つになっているわけです。

 

そんな小さなレベルでもいいですよね。

特別大きなものじゃなくても。

 

今の子なら最近、鬼滅の刃をみて竃門禰豆子が好きになって、これからもなんかのタイミングで

ねずこのセリフが思い出されたりするとちょっとしたアイデンティティになり、

ねずこのことが好きな自分が内面化します。

 

まぁ、そのように世間に仕向けられた....みたいなプロパガンダ的見方もできなくはないでしょうが...

そう言うのは置いときましょう。

 

 

要するに楽器を演奏することが、その人なりの在り方で自主的に、自分の意思でその活動に

取り組めるように促すことが大事だなと思っています。

ですので、将来的に僕の前で週一回一緒に弾くというようなことが無くなっても、好きなタイミングで

自由に楽器に触れる楽しさを持ってくれるように促せればそれが何よりで理想だなと思っています。

 

僕自身はいろんな要素によって楽器を弾くことがかなり「内面化」してしまっているので

皆さんもそうあってくれたらきっと楽しいはず、と思ってしまうバイアスがあるのは確かです。

 

 

行動が内面化を推し進めることもあれば、元々の心がそれを推し進める場合があったり、

いろんな要素がそこにはあります。

 

統制的に強要するような方法では本当の楽器の楽しみは基本的に感じられないでしょうし、相手にも一時的な

行動は促せても内発的な動機は生まれないでしょう。。

仕事や子育てでも一緒だと思います。

内面化がいい感じで起こるには適切なプロセスがあるんです。

 

内面化にもまた種類があって、あんまり為にならないことを大事だと思い込んでしまう場合も

あったりとかもするでしょうし、色々ですね。

 

 

今年は何かの上達や自分以外の成長を実感できたでしょうか?

 

何にしても頑張って練習することはきっといい気持ちになれることです。

 

参考文献

 

K9 Y.Y