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危険な音楽教室?

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

危険な音楽教室があります...。

 

前にノンフィクションという番組を勧められて見ました。

京都の芸子さんのドキュメンタリーでした。

 

まだ駆け出しの頃、お師匠さんに三味線を習いますが、うまく出来ずに思わず彼女は

泣き出してしまいます。

 

「演奏が焦った感じで早くなるから、落ち着いて弾きなさい」

 

そう言われて直そうとしますがなかなかうまくいきません。

 

「なぜそうなるのか?」という根本原因に関して師匠は言及しません。

それを適切に言語化する必要がない職種だと思います。

 

まぁその原因は人それぞれといえばそれまでですが、演奏するということにどれだけの要素があるのか

理解すると上手く指導できるようになります。

 

生徒さんによってはこの師匠のような指導方法こそ成功する場合もあるでしょう。

ただ、初期段階でモチベーションもまだ不確実な時期にとっては完全に逆効果です。

自分で脳にストレスをかけて考えないといけないことが多すぎます。

 

それは恐らく昭和的な指導方法です。認知的にあらゆることがわかっている現在は

もっと丁寧な教え方があります。

 

まぁ、昭和的としてしまうのも昭和に悪いですし、ステレオタイプ的では

ありますが...。

自分はそうじゃないと思っている方も知らず知らずのうちに自分の感覚に陥ります。

 

昭和的な教え方は残るべき生徒さんがのこるという意味では、いいのかもしれません。

しかし、僕が想うのはできるだけ多くの方が初期段階で離脱せず、ちょっとした努力を

積み重ねることで心地よい楽しさを見つけ、良い趣味に出来たらということです。

 

反共感も場合によっては大事ですが、適切な共感能力が必要ですね。

人は基本的にどれだけの情報をどういう風に処理するのか?

ということがある程度、理解出来ていない人に当たると楽しくなくなってしまうかも

しれません。結構そういう人、多いです。

 

そういうことが教える側、教えられる側にほぼ無意識に起こってしまっていると思います。

 

楽器を習う時は体験レッスンなどを利用してできる範囲で自分の感覚に

合うか事前に確認しておけるといいですね。

 

参考文献

参考文献

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K9 Y.Y