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あのカリスマの勇気に惚れ直す

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

とても感動的に何かを伝える方法があります。

 

世の中には伝える技術に長けたすごい人がいるなと感じます。

そんな伝え方の話です。

 

 

最近あまりテレビは見ませんが甲本ヒロトさんが出るということで

ちょっと前にある番組を見ました。

 

 

甲本ヒロトさんと菅田将暉さんの対談です。

 

 

見た人はみんな恐らく、途中の夢に対するヒロトさんの話なんかに

カリスマ性やアーティストらしい感性を感じるんでしょうが、一番大事なのは最後だと思います。

そこでヒロトさんらしい伏線の回収を行ったんだと感じます。

 

 

夢の話とか、今の情報社会へ思うことなど、老若男女多くの人が

共感するけれど、みんなそんな視点はなかなか持てないといった内容のことを話した後、

昭和後期か平成初期のテレビ風の

胡散臭いと感じられても仕方がないようなスプーン曲げおばさんが、

ヒロトさんが会いたい人として登場します。

 

 

しばらくの間、MCの松本人志さんたちと一緒にスプーン曲げに興じるのですが

これが実に素晴らしいんですね。

 

シンプルな思考の人が見たら、何をバカなことを、ヒロトさん、どうしたん?

と思われるかもしれないです。

 

しかし、カリスマはきっとそんなこと全て分かっていると思います。

色んな人たちの意見を嫌でも聴きまくってきたロックのカリスマならではのカッコ良さです。

 

 

自分の能力を一見低く見せることによって、本当に大切なことを発信している

のだと思います。

 

要するに、これから何を視聴者が感じるかです。

 

 

メディアのやり方をそのまま受け入れてしまうようなシンプルな

思考の人は、そのような人智を超えた不可抗力的な力があるのでは?と受け取ってしまうかも

しれません。

 

また、「そんな科学的根拠もない胡散臭いことに対して何を真剣に...今の時代に...」

と正しい答えを提示したくなる人もいるでしょう。

 

ちょっと「検索」したら、そのような不可抗力が存在しないことを証明することは簡単で、

その力は基本的に人間の思考が作り上げるものであり、科学的に証明できることがわかります。

グーグルスカラーなんかで明確な証拠と言えるレベルの論文を見つけることも人によっては可能です。

 

 

僕もそのような成績の高い研究結果が一番信頼できるものだと考えています。

 

 

とはいえ、それも100%ではないかもしれません。

 

対談で話されていた、今は明確なものがありすぎる、といった

ことへの回収と考えられるように思います。

 

 

アーティスティックな直接的でないかっこいい伝え方ですね。

 

 

人は何かを信じたいものです。信じる対象について、

無意識に自分の中の天秤にかけて、自分を保とうとします。

 

 

明らかに間違っているようなことでも、完全に証明することは難しい場合もあり、

研究者本人でないとわからないことも多く存在します。

 

 

「情報やこれが正しいというものが多すぎて、

適切にバカじゃないと結局自分がこれだと思えるものは見つからないのかもしれないよ...

 

 

メディアなんて、どうせ嘘か本当かよくわからないことを流すものなんだから

それが嘘でも本当でも自分にとって魅力を感じるものを自分のピント調節で

見つけられたらいいよね。」

 

 

 

そんなメッセージを感じました。

 

甲本さんの存在自体、どこまでが嘘で本当なのかわからないですしね 笑

 

 

 

やっぱり長く残っている方というのはすごいと思います。

 

 

バンドブームの中でいろんなバンドがヒットを飛ばしましたが、やっぱり別格に感じてしまう

というバイアスが働きます。感情ヒューリスティックです 笑

甲本さんはどうしても好きですねー。

 

 

映像は「検索」で出てくると思います 笑

 

 

音楽とはいいものですね。

 

 

参考文献

参考文献

 

K9 Y.Y