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変わるわよ

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

指が思ったように動かないんです。

という話は当然よく聞きます。

 

 

 

見てると簡単そうなんだけれどやってみると難しいわけですよね。

 

 

指がどうしても広がらない...

ここに力が入らない...

上手く力の分配ができない...

 

 

難しいものです。

 

 

僕も練習に対する困りごとは色々多かったです。

今でもなくなったわけではないですが。

 

 

 

例えば多くのギタリストがそうであるように僕も初見が苦手でした。

楽譜に強いギタリストは少ないです。

 

 

その苦手意識が少しだけ薄れ、明らかに成長を実感したのは学生時代に

ハーモニックコンシダレーションという授業を受け終わった後でした。

 

 

 

その授業はとりあえず有名なジャズミュージシャンの演奏を弾きまくるという

ものでした。そしてその演奏を理論の側面から分析します。

 

 

その分析はどうであれ、当時の僕にとってはちょっとしんどいと感じる量の

読譜が必要とされました。

その日に今日はこれとこれと...といった感じで楽譜が渡され、それを数名で弾くのです。

 

 

ありがたいことにそのクラスメンバーの中に、初見の成績がトップクラスの友人が二人もいました。

 

 

その二人は考えられないレベルで初見をこなします。

 

 

同レベルでついていくことはできませんでしたが、かっこ悪いところは

極力見せたくないので必死に読譜しようとしました。

 

また、次回これをやるとわかっているときは分析は置いといて、ひとまずそれを

読んで弾ける様にするという作業に多くの時間を費やしました。

 

 

 

その結果、読譜力が上がり、ちょっとだけ初見がましになりました。

 

 

当然、効率その他、上達におけるエビデンスは多く存在しますがやはり適切な時間を

それに費やし、自分に負荷をかけないといけないことは間違いありません。

 

 

そうすることによって脳が変わり、指まで変わることもあり得るんです。

自分にとって動きやすい方法、回路が上手く出来上がるようです。

 

動かなかった指も動き、伸びなかった指も適切に伸びるんです。

 

それを感じられることは喜びです。

 

やっぱりちょっとリミット的にきついな、というレベルの練習をやろうと

思える気持ちを作るということも大事ですね。たまには。

 

参考文献

Y.Y