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宿題の捉え方一つで激変

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

ちょっとしたきっかけに気付けるかどうかで結果が大きく変わる場合があります。

 

ある男の子の生徒のA君はすぐに色んなことが気になります。

 

楽器を弾こうと思っているのに昨日蚊に刺された腕の腫れがすぐに気になります。

足についている小さいゴミも急に気になりだしたりします。

Tシャツの首の裏についているブランドタグの感触が突然気になりはじめてタグを取りたくなってきます。

 

 

なかなか一つのことに集中するのは難しいことです。

集中する時に使う脳の箇所が未発達だから仕方ないことです。

 

そんなA君ですが多くの普通の子がそうであるように

全く集中できないわけではなく、普通に集中できるときはするのです。

 

 

要はその時間をどれだけ適切に使えるかですよね。

 

 

楽器の習得は学校の宿題とは違う部分が多いです。

知識の習得とスキルの習得はちょっと違います。

 

楽器を弾くっていうことはかなり多くの要素の集合体で出来上がるものです。

ですので宿題と一言で言っても計算ドリルや漢字ドリルとは訳が違います。

 

 

また、基本的に計算ドリルよりも「できた!」という境界線が曖昧です。

よって宿題、家でこれをやっておいてほしいな、というものの幅も非常に広い訳です。

ただ弾くと言ってもどこをどんな風に弾くと良いのかは様々です。

 

 

適度に曖昧に「今日やった感じで何回か弾いといたら良いよ」って言うことが有効な子もいれば

家でやるべきことを絞って絞って割に割ってストレスのない範囲

で分かりやすく記入して示した方が良い子もいます。

 

「こうして練習したらこんな良いものが得られるよ」でモチベーションが上がる子がいれば

 

「明日あたりに、今日の復習をやらなかったらやったことを忘れてしまうかも。まぁ、今度また思い出したら良いけどね。結局忘れるのが大事やからね。」の方がモチベーションが上がる子もいます。

 

そんな風に自分に合う方法を見つけられた時、成長の速度が増します。

統計的に多くの人に当てはまりやすいことはその個性にフォーカスすればより具体性を増します。

 

A君もそれが見つかった時、明確な成長の時が訪れました。

 

見つけられなかったら...怖いな、回避しないと、

大丈夫、練習したらきっと見つけられる、

 

この2つのバランスと重要さに気付けることって大事です。

またそれもレッスンプロにとって重要なことだと思います。

 

参考文献

 

Y.Y