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認めたくはない若き日の過ちNo1

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

皆様、忘れたい若い日の過ちはありますか?

 

僕は山ほどあります 笑

まぁ、ポジティブに捉えてはいますが。

 

「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」

というシャアアズナブル、19才の言葉が身にしみます 笑

 

初めてお金をもらって人に音楽を教えたのはまだ10代でした。

そのころがあるから今があるのは間違いないんですが、

10代、20代の頃は本当にたくさんの失敗を犯しました。

 

 

20代の頃、必死にジャズを教えさせていただいていた方がいました。

年上のビジネスマンの方でしたが。

 

 

数ヶ月間、僕がジャズは何たるかを偉そうに語り、

自分がやってきて間違いないと感じた練習方法の価値や

自分的に深いと感じるジャズの話、面白さを相手も同じように感じてくれるだろうと

思っていました。

 

 

その生徒さんが最後のレッスンの時に

「今日は最後だから八代亜紀の舟歌をやりたい」と仰った時はコケそうになりました。

 

 

「今この時にその言葉が出るということは結局僕が言いたかったことは何も伝わっていなかったことになる。」

そう感じる言葉でした。

 

 

要するにお互いがお互いをわかっていなかったのです。

心理学的にいうと透明性の錯覚というやつです。

もしくは偽りの合意効果でも説明できるでしょう。

 

これは一例でしかありません。

思い出せば本当に色々あります。

 

 

そしてレベルは違えど、今も少なからずこのようなことは日々起こっているのだと

思っています。

 

 

自分の好きなアーティストや好きなお笑い芸人の話を相手もきっと同じように

好きなはず、もしくは好きになってくれるはずだ、と考えて話をすることは

普通のコミュニケーションであり、いいことですが、ちょっとその幅を考える隙間が心に

ないと上記の透明性の錯覚や偽りの合意効果に陥ります。

 

 

自分の想いは明確に相手に伝えた!と強く想ってる人ほど伝わっていないものですよね。

そして相手のメッセージも理解していないことが多いのではないかと思います。

 

もちろん一歩通行であったとしても、うまい伝え方というのは存在し、言葉の使い方や相手の思考の探り方

が上手ければ乗り越えられる場合も考えられますが。

 

 

皆自分と同じだと思い込むバイアスが人にはあります。

 

 

個人の経験、その個人の頭の中にあることというのは自分の頭の中にあることと

全く別物の場合が結構ありますよね。

 

 

そして、やはり個人的経験というものの扱い方は大切で、うまく伝えないといけません。

そこが出すぎると伝わらないばかりか、相手にとって有益なものでなくなってしまう

場合もあります。

 

多くの方に効果があるということが大切です。

 

 

参考文献1

参考文献2

 

Y.Y