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大体が逆効果。

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

僕は基本的に特別頭が良いほうではないことがわかっているつもりです。

今大事だと思っていることでもすぐ忘れるので結構大事かも、という

事柄が頭に浮かんだときはスマホのメモとかを結構使います。

 

レッスン中でもメモを取ってくれる生徒さんがいます。

これは大いに共感します。

 

 

だからと言ってメモを取るべき瞬間がレッスンに多くあるかといえば

特別そういうわけでもないです。内容によりますね。

 

 

僕がレッスンでいう言葉なんかは必ず覚えておかないといけない

というような強制は当然ありません。ですのですぐに忘れてもらっても全く問題ないです。

 

忘れないことには記憶は定着しないので

上達する上で大事なことならまた言うので忘れてもらうことが大事だといえます。

 

 

 

やったことをすぐ忘れるといったようなことはよく聞きますが

これは当然です。人の記憶のシステムの基本を知ればわかることです。

 

人の記憶が定着し、あらゆる段階で利用可能になるには段階があります。

またワーキングメモリと言われるものにはかなり特別な部類の脳を持つ人以外

大差はなく、限界があると言われています。

(人の能力のことではなく、あくまで一時的に情報を保つと言う意味で。)

 

 

結局何が問題かと言うと自分の記憶力を過信してしまうことです。

 

 

昔、同業者の方で「俺は絶対忘れないから生徒さんの情報は記録しなくてもいい。」

 

といっている人がいました。

 

その言葉の幅は色々考えられますが、基本的にこれは間違っています。

記録の効果は絶大です。

 

記憶のスペシャリストのように場所法と言われる記憶の宮殿やあらゆる連想と共に記憶する

トレーニングを積んでいたりしたら少し別ですが、スペシャリストであっても全ての瞬間

でこれらを意識して生活していたらたまらないでしょう。

 

「俺は記憶力がいい」

「俺はすごい有名人の知り合いがたくさんいる」

「私は美人だ」

 

大概の場合、自分をよく見せようとしてこれらの言葉を言うとき、

大体が逆効果になりますね。

 

 

自己肯定感や自信はとても大事ですが、その幅を賢明な形で知ることが

大事だと思いますね。

 

 

僕はレッスン中でもいきなり無断でメモを取ることがあります。

これは印象あんまり良くないなぁとは思うのですがご了承ください。

変なことは書いていません...w

 

参考文献1

参考文献2

 

Y.Y