大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
音楽だけに集中することってありますか?
BGMという言葉が示す通り、引き立て役としての音楽というのは
完全に一つの在り方ですが集中してみると面白い発見があるかもしれないです。
味覚で言うなら、マインドフルイーティングというのがあり、他の要素を無くし、
マインドフルに食べることだけに集中するというものがありますが
現代、このような感覚って必要かもなと思ったりします。
僕はテレビやネット動画を見ながら食べることが多いですがw
そもそも音楽自体が何かをしながら...というものになっている場合の方が
多いような気もしますがたまにはマインドフルに音楽を聴くのもいいかもしれないですね。
特にお金に余裕のある方はオーディオにこだわってみたり...というのも
いい趣味だと思います。
今日はそんな一つの聞くポイントを紹介します。
僕はドラムのハイハットを聞くのが好きです。
ハイハットは基本的にはタイムキーパーです。
基本的に同じ周期で規則的に慣らしておくことによって
音楽に統率感を持たせます。
ドラムというのはタイムキーパー以外にも色々と大きな意味での景色の種類を
決定づける役割があり、バンドの中でも支配感がある楽器とされますが、ドラムの基本はこのハイハットと
スネア、そしてバスドラムと言われます。
達人になると、このハイハットで色んな表現を行います。
タイムキープ以外にも一気にその場の空気をシメたり、
(下のチャカカーンの曲の0:00なんかが良い例です。ドラムは確かスティーブ.フェローン氏)
ハイハットだけで色んなボリュームを出して曲に立体的な奥行きを与えるような演奏も
あります。これはテクニック的にも結構すごいですね。
(下のトライバルテックの曲にある感じ、ドラムはカーク.コビントン氏)
更に通好みのハイハットテクニックとしては1拍という音楽上の時間の経過が100だったとしたら
100対0の割合からでハイハットを叩くのを
徐々に66.6対33.3あたりの比率に持っていくことによって盛り上がった感を
演出するという技もあります。
(下のコーネル.デュプリーの曲を通しての感じ、ドラムはバーナード.パーディ氏)
俗にいうハネるというやつです。
特に楽器を加えたり、極端に音量を上げたりしなくても盛り上がり感を出せたり...というような
こともできます。
ハイハットだけ聞くことは地味ですが結構楽しめるものです。
曲全体、ドラムを中心に、ギターを中心に... ハイハットだけ...
2つの楽器の兼ね合いを...3つの...
聞き方の組み合わせはたくさんありますね。
こういうジャンルの音楽が好きでないとハイハットのみっていうのはちょっと退屈だとは思いますが..w
Y.Y