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なんで出来るの?原因の探り方

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

これはこの無料のブログで言えるギリギリのラインで

本当は言いたくないんですが自粛中の皆様のために暴露します。

 

みなさんは何を考えている時が楽しいですか??

 

 

基本的に人は出来ないことを考える方が得意というのは根拠のある事実です。

出来ることを考えている方がいい気分なのは確かですが。

 

 

 

何が言いたいかというと楽器の上達なんかでも

 

 

 

”出来ないこと”に関しては『なんでだろう?』と考えますが

”出来ること”に関してはあまり考えないということです。

 

 

『なんで出来ひんのやろー??』とは思うけど

『なんで出来るんやろー??』とは思いにくいということです。

 

出来ないことに対しての原因は探そうとしますが、

出来ることの原因は出来てしまうが故に探す必要性を感じません。

 

 

 

でも、出来ないことの原因を探るに当たって出来ることの原因をいつも探す癖を

つけているとそれらしい推測が立ちやすくなります。

 

 

まずは何でも原因を探ろうとする意識を持つということですよねー

これって意外と難しいです。

 

 

そして原因って言ってもだいたい一つじゃないですからねぇ。

はじめにパッと頭に浮かんだものが原因だと思いがちですが

それだけではないですしね。

 

 

 

例えば、すごいウクレレが上手くなった人がいた時にその原因として

 

1 すごい良いyoutubeのレッスン動画があったから

2 とても良い教則本で練習したから

3 とても良い先生が家の近所にいて、レッスンを受けたから

 

 

こんな原因は推測しやすいですが...

 

 

1 youtubeのアルゴリズムがうまくオススメ動画を推してきたから

2 教則本の短いキャッチフレーズに購買意欲をそそられたから

3 何となく近所を良い教室があればいいのにと思いながら歩いていたから

 

というように時制的に別の角度から考えることはあまりしなくないですか?

 

さらに考えると

 

1 スマホにyoutubeアプリをダウンロードしていたので手軽に見られるから

2 教則本が本屋の棚のすごい目立つところにあったから

3 暇なときは運動がてら散歩をする習慣があったから

 

とさらにさかのぼることもできますよね。

 

どこまでもいけそうです。。。

 

あんまりさかのぼりすぎても小学生の言い訳みたいになってきますよね 笑 呼吸できるから...みたいな。

 

 

また、

 

仮に、仮にですがそのウクレレがとても上手な人がジェイクシマブクロ(ウクレレの達人)

と知り合いだとわかったとしたら

直接ジェイクから教えてもらったという事実を確かめていないのに、その人が上手くなった理由として

ジェイクの存在こそが一番の理由だと考えてしまうでしょう。

 

 

 

正しく原因を探ることはとても幅広い問題です。

 

 

どこに正しい相関関係があるのか?

どれだけその他の有効な原因候補を排除できているのか?

あらゆる時系列を考慮できているか?

 

 

ただの意見や推測、見解なのにそれこそが事実としての原因って思ってることって

多くあるんじゃないかなーと思います。

 

 

まぁ、これこそが事実としての原因だ!ってどこまで真面目にそんなことを考えるかってことにも

グラデーションがありますが、僕は教える仕事なので

出来るだけ皆さんの感覚に共感していきたいなと感じます。

 

何となくユルい感じとシャキッとするところのバランスが大事ですよね。