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後天的ネイティブ?

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

年齢と上達は関係あるんでしょうか?

ある、という研究結果もありますし、ない、という研究結果もあります。

要は状況によって色々ってことなんですけど...

 

 

大学の頃、言葉の勉強と音楽の勉強ばっかりしてました。

今思えばもっといろんな勉強しとけばよかったって人並みに思いますが...

 

例えばクリティカルエイジ、という言葉があります。

 

一般的に言語の習得は10代前半までじゃないと厳しいというその学習限界年齢みたいな意味の仮説です。

その明確な詳細は僕は知りませんが、

 

『クリティカルって批判的とかって意味でしょ?』

『じゃあゲームでいうクリティカルヒットって批判的なヒット?』

 

Critical  批判的な 危機的な 重大な 致命的な....そんな意味です。

 

なのでクリティカルヒットだと致命的な一撃、ぐらいの意味ですけど

そんなんいちいちいろんな意味全部覚えてられます??

 

『危難』って日本語知ってます? きなん。使ったことないですよね?

でもなんとなくわかりません?日本人なら『危』も『難』もなんとなく漢字から受ける印象があるから

わかりますよね。命に関わるような災難って意味らしいです。

 

英語も一緒でネイティブの人達がなんとなく無意識に持っているイメージ、感覚があります。

多義語や文法はそれがわかればいいんです。criticalなら...いや、違うかもしれないですよ、僕の感覚もありますが

下のイラストみたいな感覚もありえるんじゃないでしょうか?

お粗末な絵ですがw 例えば

 

『山みたいなのがあってその上のところで何らかの判断で分断される感じ』です。まぁちょっと長いですがw

 

批判するということは賛成してる輪から分断されて出るわけです。

危機的ということは分断されるその先っちょ、みたいな感覚があるわけです。

致命的や重大なといった感じも同じで普通の状態から上がっていってヤバいとこまできてる、みたいな感覚です。

 

こういった感覚が自然と周りの環境とかに合わしてるうちに自然に身につくのが

ネイティブ的成長と言えるでしょう。

 

ですので例えば元からのバイリンガルの方なんかは幼いうちから両方の言語の自然な

感覚に触れながら成長してきたと言えるでしょう。

 

要するに何が言いたいかというとある程度頭が仕上がっている人はそのネイティブ的な感覚を

ちゃんと言語化して伝えてくれる人がいないと知らんうちに遠回りしているってことです。

 

 

『これ初めに知っといたらどんだけ理解が早かったことか!!』ということが

言語でもあるように、これが楽器習得でもだいたい同じなんですよ。

 

その原理というかそういったより根本的なものをわかっていたらものすごく楽なんです。

 

音楽でもそれをなんか既存の難しい言葉を使ってやたら難しく教える人が今でも存在しますが

そういう....

 

この辺にしときます。これ以上書くと色々美味しいポイントをいってしまいそうです。

 

僕らが音楽や楽器を理解する上で知っておいたら物凄く役に立つのにみんなあんまり気づいてないこと

が結構あるんです。それは上手い人は無意識にやってるんですがそれを言語化しようということに

注力してる人が少ないってことです。教えてる人でも少ないです。いろんなエビデンスをサーフィン

してると答えらしきものに辿り着いたりするもんです。

 

そこを上手いことやったらネイティブ的な上手な人みたいになれるんです。結構早めに。

 

そういった企業秘密みたいなんがたくさんあるんで是非この春、今はちょっと大変な情勢ですが

楽しくギターを一緒に弾けたらいいなぁと思います。