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Jpop談議#10 加山雄三

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室のK9 Music School🎸です

 

レジェンド加山雄三さん、そのミュージシャンとしての側面を少し談議してみたいと思います。

 

時代背景から考えると、ビートルズの英国デビューは1962年デビュー、ベンチャーズは1959年となっています。

そして加山雄三さんは1961年デビューです。

 

ポールマッカートニーより先輩なんですね。ポップスと言われる音楽はまだまだ若い音楽なんだなと感じます。

ということは50年代あたりの音楽からの影響が大きいのではと思います。

 

実際50年代のアメリカンポップスのようなサウンドが特徴だと思います。

シンプルかつ良いメロディ、って感じです。やはり幼少期から良い音楽環境があったのだろうと思います。

 

まだまだ戦後のモノが少ない時代、一般的な人たちは手にすることが困難だった外国のレコードなどが聞ける環境だったのではないでしょうか?また、弾厚作という名義の元と言われる團 伊玖磨さんや山田耕筰さんという日本の著名な作曲家の音楽に触れることができたのではと思います。

 

 

 

『サライ』は皆聞いたことがあると思います。この曲でも言えることですがキャッチーないいメロディですよね。

 

『君といつまでも』にしてもいたってシンプルな曲ですが、あのメロディってそうそう頭から出てこないように思います。

カンツォーネで有名なジリオラ・チンクェッティのデビュー曲「NON HO L'ETA'」あたりからの影響っぽいですが、辿ればキリがありません。何しか良い曲というモノに対して研究熱心でいらっしゃり、常に時代に合ったアンテナを持つ方なのだと思います。

 

日本のシンガーソングライターの草分け、また俳優としての映画とのタイアップ、類まれなメロディメイカー、多重録音、いろんな意味でやはりすごいレジェンドですね。

 

いつまでも若大将でいていただきたいです。