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Jpop談義#5 ELT

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室のK9 Music School🎸です。

 

Jpopについて談議します。今回はELTです。

 

 

まず世に出るためには特徴のある良い声の持ち主で若くて可愛い女性ボーカル。まずこれが大切ですよね。ターゲットは若い層。特に90年代はこれです。

 

そして売れるアーティストには必ず売れる方法を知っている人が付いています。まぁ、大きなプロダクションに入れば基本的にそうなんでしょうが、またどれだけそこにお金をかけられるか、元々の実力などいろんな問題があるんだと思います。

 

売れるということ、すなわち多くの人がいいなと感じてしまうことに根ざしたアレンジ、コード進行、メロディ。俗に言うJpop3大コード進行と言われるものも普通に取り入れ、誰の耳にも聴きやすいキャッチーなものを作る。共感を得やすい歌詞..。

 

そのようにそれっぽく売れるように作ることは知識と経験があればできますが、本当に売れるキャッチーなものを作ろうと思うとそんな軽々しく言えるほど簡単なものではないでしょう。なのでやっぱり売れた曲を作れる人、またそれを送り出せる人達はすごく偉いと思います。

 

初期のELTの音楽的な元はどの辺りかと考えると、70年代後期から80年代にかけて多くのアメリカの人たちを始め世界の人々を虜にしたAORと言われるジャンルがあります。このあたりの影響が大きいように感じます。誰もが良いと感じてしまう曲を作る達人プロデューサーのDavid Fosterさんの影響なんかが大きいように感じます。

 

このAORもLAメタルと同様、日本の造語です。大人のロックといった意味です。

 

このあたりの音楽的良さを上手くJpopの中に取り入れたと言う点も売れた一つの要因だと感じます。

AORを取り入れたアーティストは多いと思いますが、取り入れかたとその他の流行る要素が上手く世間の軸と合致したと思います。

 

Over and overやTime goes byなんかいい曲ですね♫