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Jpop談議#2 スピッツ

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室のK9 Music School🎸です。

 

Jpopをあれやこれやと談議します。

 

最初に取り上げてみたいアーティストはスピッツです。今は90年代のようにヒット曲を連発するような感じではありませんが、弾き語りたい曲なんかでも人気は健在ですね♫

 

爽やかな印象、キャッチーなメロディ、透き通る声、かなり抽象的な歌詞、ギターのアルペジオ..そんな感じですよね。

いいですね。スピッツ嫌いっていう人いるんでしょうか?

 

売れてるバンドには理由があります。そして売れる為の戦略があります。もちろん曲の良さとか元々のルックスの良さとかもあるとは思いますが。

 

バンドの中心人物がかなりビジネスライクな考えをしっかり持っている、もしくは事務所の売り出し方が良かった..

 

スピッツはどうなんでしょうね?色々あると思いますが今日はその抽象的な歌詞についてちょっと考えてみたいと思います。

 

例えば『空も飛べるはず』とかってすごいいい曲ですけど、何言うてるんですか?って感じですよね。

これがスピッツの大きな個性に思います。

 

伝えたいことはまぁまぁ強烈ななメッセージだったとしても、それをストレートに言わずにものすごい遠回りした言い方をふわっとした優しいバンドサウンドの中で言う。

 

そんな感じですよね。極端に言うと笑顔でめっちゃきついこと言うみたいなw。それを伝えるにあたっていかに秀逸な例えにするか?みたいなとこありますよね。これもJpopのいいところだと感じます。

 

革ジャンを着てロングヘアーのロックミュージシャンがストレートな歌詞で自己主張するかっこよさはそれはそれで本当にかっこいいと思います。だからこそ共感できる部分も大きいです。

 

スピッツのメンバーもひょっとしたら本当はそうしたいのかもしれませんね。でも自分達の好きなものと、音楽界での居場所を考えたときに今の姿になったんかもしれません。

 

日本らしいアイデンティティーがすごいあるバンドに感じて僕は好きです。