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表裏の謎。

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

表裏とはなんなんでしょう?

そもそも表裏なんてあるんですかね?

 

 

音楽の楽しみ方を表裏という角度から見てみましょう。

 

 

財務省のサイトを見てみると日本の硬貨って500とか100とか書いてる方が裏らしいです。

なんか直感では100とか書いてる方が表って思ってしまいませんか?僕だけですか?

 

 

なぜそっち側を表って直感してしまうんでしょうか?

 

 

10円なら10円って書いてある方が重要ってやっぱ思いますしね...

平等院鳳凰堂はあくまで背景的な役割と勝手に処理してしまいます。

 

 

コレを音楽に置き換えたらどうでしょう?

 

 

 

こういう話好きなんでこのネタだけで3時間ぐらい話ができそうですが

そこはぐっと我慢してできるだけ短くします。

 

 

出来上がった曲が表なら、その曲が仕上がるまでのバックグラウンドが裏...

曲調が初めは明るく、後半が暗い感じなら前半が表、後半が裏...

ポジティブな歌詞の部分は表、ネガティブな歌詞の部分は裏...

1&2&3&4&とリズムを取りながら曲を聞いたら数字が表、&が裏...

 

 

 

そんな風に考えても面白いかもしれないですよね。

 

 

でも本当は曲のバックグラウンドが表で暗い場所が表、

ネガティブな歌詞が表で&の部分が表、かもしれません。

 

 

表裏一体とはよく言ったものです。

陰陽です。

まぁ、その2つだけで考えるのも少し野暮ったいですが。

 

 

その人がどう感じるかということですが人には万人に共通する感じ方がありますよね。

リズムに焦点を当ててみます。

 

 

上記の通り、1&2&3&4&とリズムを取りながら曲を聞いたら数字が表、&が裏...

とするのが普通の感覚です。

 

 

歌詞がある場合、言葉が常に表に来るわけではありませんよね。

下の黒板を見てみてください。

 

 

キラキラ星のようなシンプルな子供向けの曲の場合、全て表にくることも多いですが、

ドレミの歌なら「ド」は表  「は」は裏  次の「ド」は表  「ナ」は裏

 

といった具合です。

 

 

コレだけでよりリズミックに聞こえるわけです。

テンポ的な理由もありますが裏で歌詞がくると少し躍動感が増す感じがしませんか?

なんてことないですがコレだけで音楽的には大きな差です。

 

 

この表と裏はメンタル的にもフィジカル的にも大きな差があります。

やはり、裏の方が演奏的にも多くの人にとって難易度は上がります。

 

 

このような事象について多くの人は当然すぎて何気なく通り過ぎます。

しかし、僕のような教える側の人はこれを大きいことだと感じるべきだと思っています。

 

 

まぁ、このようにとても当たり前のことをマニアックに論じることは教室ではそれほどないですけどね。

 

 

ではこのような裏表は他にどのような音楽的効果をもたらすんでしょうか?

 

ただ、意味もなくコレを音楽に取り入れてるんでしょうか?

その根源はなんなんでしょう?

 

 

 

きっと答えはないというのが答えかもしれませんが

多分コレかもなーというのは色々あります。

 

 

次回はまたその辺を。

最後までありがとうございます。

 

 

Y.Y

 

参考文献