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モンゴロイド的音階?

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

僕らの祖先が初めに馴染んだ音階??と思われる音階があります。

 

 

前回ご紹介した「陰音階」、「都節音階」に続き今回の

僕らに馴染みの深い音階は

 

「律音階」です。

 

その音階をドから始めたとしたら

 

ド→レ→ファ→   ソ→ラ→ド

 

これです。

 

 

 

ド→半音2つ分上の音→半音3つ分上の音

ソ→半音2つ分上の音→半音3つ分上の音

 

という3つの音のグループが混ざってまたドに帰ってくる感じです。

 

前回と同じで基本的に5つの音から成り立っていて、これもペンタトニックと言いますが、

一般的な音楽理論でいうメジャーペンタトニックというやつです。

 

典型的な中華風メロディも基本これを使ったものですし、

アジア全域にわたってこれで作られた民族音楽は非常に多いとのことです。

 

 

日本の雅楽でも基本的にこの音階が主流ですが、雅楽や雅楽で使われる楽器自体、基本的に中国大陸から

伝わったものですし、その中国大陸からの影響があり、後に日本独自のものが加わったと

考えるのが自然かと捉えられることが多いようです。

 

 

この音階に少し日本的な解釈が加わって前回の都節音階が出来上がっていった

と考えられているみたいですね。

 

 

面白いのは朝鮮半島の音楽も同じ源流っぽいのですが、日本と同じく

独自の発展を遂げた音階があるようです。

 

人の共通性を感じますね。

 

 

この「律音階」はネイティブインディアンの音楽にも見られたりもして、非常に国際色の強い音階です。

 

十二世都一中さんという偉い方がお話されている動画があったので貼っときます。

 

面白いなぁと思います。

 

K9 Y.Y

 

引用文献