大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
日本っぽい音の感じって一言で言うと多分、演歌っぽい音の使い方って感覚が一般的かと思いますが
どうなんでしょうか?
前回ご紹介したわらべ歌音階の次にご紹介するのが
「陰音階」です。「都節音階」とも言われます。
その音階をドから始めたとしたら
ド→レ♭→ファ→ ソ→ラ♭→ド
これです。
ド→半音1つ分上の音→半音4つ分上の音
ソ→半音1つ分上の音→半音4つ分上の音
という3つの音のグループが混ざってまたドに帰ってくる感じです。
前回と同じで基本的に5つの音から成り立っていて、ペンタトニックとか言います。
海外でもジャパニーズペンタトニックとか言われたりします。
確かに「あー、この感じね」って感じで弾いてみると「The 演歌」的に聞こえます。
日本の情緒を表す音階と言えて、日本の音楽がわかりやすくこれを用いているので
世界的にも日本的と捉えられていたりするかなと思います。
とはいえ実際はインドネシアや朝鮮半島、アフリカ大陸にも似たものは存在し、
決して日本だけのものではなく、
ヒトの発想力というのはどこにいても似ているのか、
完全な原点があるのか?面白いところです。
だいたいどんなことにも複雑性があり、
シンプルに2極化のみで考えるのは有効ではない場合が多く、音楽もそうですよね。
どんな楽器を使うのか?どんな声質で歌うのか?いろんな要素で
地域性が出たりもしますよね。
ひとまずは色んな音階を理解するところから始めて、さらに他の部分に知識を広げていけると
面白いなと僕は感じております。
K9 Y.Y