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音楽が終わるということって?

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

音楽が終わる時ってどんなんが多いですか??

 

フェードアウトする、ちょっとゆっくりになっていく...

 

一言で言うと、とりあえず

「今まで持続していた音の羅列がなんらかの方法で終わって音がなくなる。」

となります。

 

音楽はいろんな要素の集合体なので、その「音のなくなり方」にいろんな種類があるわけです。

 

学生時代に「リディアンクロマティックコンセプト」という授業をとっていたことがあります。

 

例えば音楽が終わる最後の音とその前の音の2音があった場合、

その2音は

低い音から高い音に移ったほうがいいのか?

高い音から低い音に移ったほうがいいのか?

 

といった話があったのを覚えています。

 

もうその時の話の最終点は忘れましたが、そのようなことを意識すると言うポイントを

学びました。

 

言語とか色々好きでそんな文献を読んだ今、改めて考えてみると

色々考えてしまいます。

 

基本的に音って減退していくものです。

 

ギターでもサスティーンとか言いますが一回音を鳴らして、そこに

もう一回なんらかの力を加えない限り音は減退して行き、音量は小さくなります。

なので小さくなっていく方が終わった感じはでますよね。

正にフェードアウトです。

 

また音の高さでもパトカーなんかで有名なドップラー効果なんかでも

遠ざかっていくほど音は低くなってきます。

 

自分から遠ざかっていく=終わっていく感覚

だとしたら直感的にも音は低くなっていく方が終わり方としては自然なのかも

しれません。

 

そう考えると、日本でも英語でも疑問文の場合は語尾を上げます。

 

これってまだ未完だと感じやすいと言うことなような感覚を覚えます。

 

肯定文、みたいなものって、断定するときとか...

基本語尾は上がらないですし、それで会話終了できるかなと思います。

 

音楽には終止というものがあり、昔からこの音を使ったら誰もが感じてしまう

「終わった感」を演出できるという方法があります。

音の選び方で終わった感を演出するわけです。

 

それに音の高い低いや音量なんかも考えればより自然に近い音楽が作れるのかも

しれないですね。

 

参考文献

参考文献

K9 Y.Y