大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
ジャーンと鳴らしたギターの音を止める場合、どうすれば一番有効でしょうか?
言葉の発音を考えると色々考えられたりします。
僕は英語が好きなのですが、日本人の僕にとって発音はいまだに難しく、
今でもできるだけネイティブっぽく発音できることを目指しています。
日本っぽくても通じることが第一なのは間違いなんですが、まぁ趣味みたいなもんです。
楽器の演奏と言語の発音は同じ音を発するという作業なので共通点が多く、原理を知ると
色々解決方法が見えてきます。
ジャーンと弦が共鳴している時に手を使って弦に優しく触れれば音はすぐに止まります。
しかし、缶コーヒーの缶を使って止めようと思ったら止まりませんよね。
これは
適度に硬いもの同士がぶつかると音が発生しやすい=鳴り止みにくい
反対に
柔らかいものと硬いものがぶつかると音は発生しにくい=鳴り止みやすい
ということが言そうです。
例えば、英語には有声子音と無声子音というのがあります。
有名な例でいうと
有=V 無=F
有=G 無=K
有=D 無=T
などです。
有声子音の前の母音はちょっと長くなりがちです。
どういうことかというと
BadとBat なら
Badの「a」は、Batの「a」より少し長めになります。
PigとPickなら 「i」長さに少しの差が生まれます。pigのiの方が少し長くなります。
これは発音する際の口内の動きなんかを捉えた時に
適度に硬いもの同士がぶつかると音が発生しやすい=鳴り止みにくい
柔らかいものと硬いものがぶつかると音は発生しにくい=鳴り止みやすい
からではないかと思います。
ギターの弦って硬いものに触れたらすぐに音がなります。
柔かい左手の指先で弦を押さえてもなかなか音はなりにくいのに、硬い缶を弦の上に軽く触れさすだけで
すぐに音が出てくれます。
右手を使うブリッジミュートという、音を完全ではなく半分程ミュートするテクニックも
手が柔らかいからできるテクニックです。
人の手が鉄のような材質ならこのブリッジミュートはできません。
しかし、左手は楽に音がでます。
指先にとても硬い材質のものを邪魔にならない程度に貼り付けたら
とりあえず楽に押さえて音が出るようになります。弊害はありますが。
この原理はハワイアンやアメリカのカントリーミュージックなんかで使われる
スライドギターなんかがそうです。
スライドギターの名主は多いですが、とりあえずということなら
やっぱりデュアンオールマンさんじゃないでしょうか?ぜひ聞いてみてください。
言語を発音する時の口内と楽器はとても似ているなーと思うと
一人でちょっと楽しくなります。
マニアックな話ですいません。
K9 Y.Y