大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
何かをしながら勉強するのは基本的に非効率です。なのですが...
人がシングルタスクであり、いろんなことを同時に行っているつもりでも
それはタスクのスイッチングであることは実証されています。
とはいえ、そうとも言い切れないこともあるようです。
ビバルディの「四季」やホルストの「火星、戦争をもたらすもの」、その他2曲を
聴きながら何かを作る作業をやってみたところビバルディの「四季」を聴きながら作業をした
人たちの創造性がかなり他の曲を聴いた人より高かったということです。
これは「四季」のような明るいポジティブな感じの曲は拡散的な思考を生みやすいということ
らしいです。
拡散的な思考というと、ネガティブな面もあり、特に小さい子供とか、高校生なんかでも
なかなか目の前のことに集中できず、ちょっと自分の爪が気になったらすぐそっちに意識が向き、
ちょっと髪の毛のことが気になればすぐにそっち...みたいな感じで子供から10代の若者は
前頭葉が発達しきっていないので、なかなか集中しにくいという面があります。
まぁ、性格や個人差という面も大きいですが要するに
コレが一概にネガティブとも言い難いわけですね。
思考が次々に拡散するということは集中できないということもできますし、
いろんな思考によりアイデアを生みやすいとも言えるわけです。
子供の頃、落ち着きがないとよく言われていた人が自分の好きな世界で成功するというのは
よく聞く話ですし。納得がいきます。
瞬間瞬間、頭に浮かぶことをグッと我慢し、今一番やるべきことに全神経を集中する自制心が何より重要という
考えはとても大切で、(今流行りの全集中ですね 笑)
そのような人が成功するというのはたくさんのエビデンスがあることですが、
それだけではなく、思考が拡散することの良い面もある、ということですね。
総合的に捉えた場合、やはり自制心の方が大事だとは思いますが、
ちょっとアイデアを思いつきたいときは「四季」が良いのかもしれないですね。
おそらく、「四季」演奏するというのとはまた別の話だとは思いますが。
良いバランスを保ちたいものです。
K9 Y.Y