大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
シャア、知ってますか?
赤い彗星のシャアです。機動戦士ガンダムに出てくるカリスマキャラです。
ずっと前から人気があります。
何故か?数ある理由の中から2つ、考えてみたいと思います。
人生の中で偉そうにする人って何人か出会いますよね?
イラっとさせる感じに偉そぶってくる人は大概、その本人の意図に反して
大した人物ではないように見えてしまいます。
そしてイタい人というレッテルが貼られてしまいます。
その印象はなかなか払拭されません。
音楽をする人も色々で数人、これは結構イタいなーという人にも出会ってきました。
そういう人って自己モニタリング力が弱いのでカッコよくない演奏をすることが
多いような気がします...
ちょっと毒を吐いてしまいましたが...
自分がそう思われていないことを願うばかりです...
まぁ、人は成長しますからね。いろんな時があります。
above-average-effect(自分は平均以上だと錯覚する効果)というものがあり、
これがちょっと極端な人がそうなってしまうんでしょう。
しかし、このabove-average-effect(自分は平均以上だと錯覚する効果)
は人にとって重要なものですね。自己肯定力にも繋がるもので、ないとダメなものです。
バランスですね。
普通の人は大体この錯覚と付き合いながら生きているものです。
何かにつけ、自分は平均よりは上だと思っているわけです。
とはいえ、自分のことを心底天才だと思っている人はそうそういないでしょう。
赤い彗星のシャアはすごい能力の持ち主ですが、物語が進むにつれ、もっと能力が高いとされる
人物が出てきます。ハマーンカーンやパプティマスシロッコなどです。
シリーズ1作目から登場するシャアは多くの機会、視聴者の目に触れています。
したがって、単純接触効果により後から登場するキャラよりも知らない間に親近感を持ってしまうのです。
それが一つの理由です。
そしてそのシャアの能力は明らかに高いのですが、
もっと能力が高いとされるキャラによって少し薄まってしまいます。
初めはすごい有能に見えていたシャアもより高い能力を有する人物との戦いで苦悩する人間らしい
姿をみて、自分は平均以上だと思いながらも天才には勝てないと錯覚する効果を持つ僕らが共感しやすい
のは当然です。一般的な男はどこか自分と重ねやすいようになっているように思います。
これが2つ目の理由です。
楽器の上達も自分を肯定する力はとても大事ですが、謙虚でいながらももっと上手くなることをを楽しんで
期待していられることは大事だと思いますね。
知的謙遜というやつですね。
Y.Y