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甲子園、全国大会、文化祭...。

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室

K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

10代の脳はシンプルです。

 

だから、甲子園で試合に負けて悔しそうに泣いている球児をみると

感動してしまいます。

 

 

あの瞬間、実は親父が株で大損した上、母親以外の女と蒸発して明日からの生活が不安...とか

狙っていた同級生の女の子が年上の金持ちのヤンキーに持っていかれそう...

 

 

とか、そんな理由で泣いているということはありえません。

 

 

一生懸命みんなで練習してきて甲子園まで来て、いろんな人に助けてもらって、

3年生でもう最後で、もう一緒にみんなで野球ができない...

僕がミスしてしまった...

 

そんな純粋な思いから涙が出るのです。だから良いですよね。

 

 

また、運動系のスポーツは基本年齢と共にパフォーマンスが落ちる率が顕著ですので

若い方がベターだ、という感覚もあるように思います。

 

 

しかし、本当に野球が好きな人は泣きにくいのかもしれません。

なぜなら、野球を奪われるわけではないからです。

 

 

確かに甲子園は大事です。プロを目指す人なら球団関係者にアピールできますし、

何より高校球児が憧れる夢の舞台です。いい思い出ができますし、それだけで親孝行だったりもします。

 

 

メロリンキューのようにダンス甲子園で存在をアピールして、芸能界入りし、

政党のリーダーにまでなっている方もいます。かっこいいですね。

 

まぁこれはダンス甲子園の話ですが 笑

 

 

甲子園は大切ですがあくまで外発的動機の一つです。

純粋に野球が上手くなりたいと思ってる内発的動機人間にはあってもなくても関係ないわけです。

 

 

勿論外発的動機から内発的動機が作られるという順番もありますが。

 

 

外発的動機は偉い人の気分ひとつで形を変えられたりします。

一方内発的動機は自分の中にそれをやる理由があるので外からの影響を受けません。

 

 

要はバランスですね。

 

音楽もその辺は大事で、同じギター好きでもステージで演奏したい人もいますし、そうでない人もいます。

みんなと交流してワイワイやる時間が好きな人もいれば、一人で部屋にこもって弾くのが好きな人もいます。

 

 

とは言え、発表会があるから、文化祭でみんなの前で演奏する為に、

地区大会を目指して、全国大会を目指して、と言った動機づけは有効です。

 

 

それがあるからこそ頑張れるのです。

 

 

それ以外の自分の中に現時点で生まれている内発的な動機とのバランスを取ることは

10代の少年達にとっては難しく、目指していた場所がなくなるということはただただ悲しいわけです。

 

 

 

甲子園も交流試合ができるようになったみたいですね。

 

 

甲子園だけじゃなくて、その他の部活も色々いい思い出ができるように偉い人は動いて欲しいですね。

 

 

環境を奪うというのは本当にかわいそうだなと思います。

 

 

大会ができる、できないというシンプルな2択ではなく、少年少女の気持ちが晴れる方法って

頭のいい大人が考えたらもっとあるんじゃないかなーって思いますけどねー。

 

 

いつもとおんなじのがちょっと無理なだけなんですし。

 

 

動機についてはロチェスター大学のデシ先生とライアン先生の論文がバイブル的で

説得力の高いエビデンスがあります。⬇︎

参考文献

 

Y.Y