大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
市販の楽譜の正体が暴かれました。
ここ最近は音の楽しみ方を書いていましたが今日はちょっとお休みして
楽譜の話です。
僕は市販の楽譜にとても助けられました。
10代の頃からよく好きな曲の楽譜を手に入れてそれを弾くのを楽しんでいました。
楽譜といっても非常に幅広いですよね。
既存の曲の譜面、簡単なメロディのみの譜面、既存の曲を誰かがアレンジした譜面...
色々あります。
特に問題を感じるのはレベル別になっているような既存の曲を誰かがアレンジしたやつです。
この楽譜テキトーだなーと感じることが最近ちょっと多いので...
まぁ、何にしても譜面を疑うということが大切だということです。
人はなぜか一見ちゃんとした形になているものならすぐに信じますよね。
楽譜に書いてあることがちょっとおかしくても楽譜に書いてあることは絶対だと
感じてしまいます。
そういった思考が生まれるのもある程度音楽や譜面というものに慣れてから、
ではあると思いますが。
仮にその分野について知識が少なくてもいろんな可能性を
考える癖をつけているとその譜面が間違っていたり、自分にとっては今挑戦するべきレベル
ではなかったり、本当はもっと楽な運指やアレンジがあったりするという可能性について
考えられるはずですよね。
それをお伝えするのが僕らの仕事の一部かとは思います。
要するに市販の楽譜の一部のモノ、特にレベル別になっているような既存の曲を誰かがアレンジしたやつ
はあなたの為に作られたモノではなく、多くの人に楽しんでもらえるように著者の人が
考えて作ったモノです。
ですので、多くの方にとって楽しめるものであるのは間違いないですが、
あなたにとってぴったりくるとは限りません。
ですので今のあなたが一番楽しめるようにする為には少し更なるアレンジが必要だったり
するんです。
完コピ楽譜はまぁ、それ以上でも以下でもないという感じですが。
10代の頃の僕がやっていたオススメの方法は
難しいなー、コレは結構ストレスかも...と感じるところは完全を求めないことですね。
それも性格によりますけれど。
努力をするなってことじゃないのですが。
目の前のものをすぐに信じやすいというのはルックスのいいニュースキャスターが
もっともらしい言葉でニュースを読んだらそれは完全に真実だと感じてしまうことに
似ています。
日本語の達人である僕らはちょっとおかしい日本語ならすぐにおかしいと気づきます。
ちょっとおかしいなーと感じる楽譜って実はいっぱいあるんです。
僕は楽譜を提供するとき、あなたによりぴったりの形になるように考えます。
オリジナルのままがいい場合も多々ありますが
そうで無い場合も多々あります。
レッスンで使う楽譜はまさにあなたにとって世界に一つだけの楽譜になっていきますよ。
それが本当にあなたにあっているかはわかりませんが、真面目には考えているつもりです。
Y.Y