大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
私は音楽が好きです。
英語で言うと
I like music.ですよね。
日本語でも英語でも基本的に
『私』と『音楽』『好き』の3つを組み合わせてこれを表現しますよね。
映画とかに出てくる典型ステレオタイプのカタコトの日本語を話す外国人なら
私、音楽、好き...とか
私、好き、音楽....
好き、音楽、私...
とか言いますよね。だいたいどれでも何を言いたいのかわかりますし、
完全ではなくても意味はわかります。これが日本語ですよね。
語順が変わってもちょっと変に感じるだけで完全崩壊はしません。
英語の方がより想像力がいると言えそうです。
I like Musicならわかりますが
Music I likeなら意味が変わってきます。
それ以外の語順ならちょっと何言ってるのかわからない、になります。
英語は語順が命です。結構真面目に英語学習をしてきましたがコレは多分間違いないです。
日本語も英語ほどではないですが語順によって印象は変わります。
私は音楽が好きです。
私が好きなもの、それは音楽。
音楽、それは私が好きなもの。
こんな風に印象って変わります。
でもそれを普段の日常会話で意識して話をすることはあまりないですよねー。
でも、意識すると言葉の可能性がより見えてくる気がしてきます。
そして良い音楽と言うのはこういった音楽的文法を考えて作られているんです。
その効果を僕らは無意識のうちにいいなーと感じながら聞いていたりするわけです。
その言葉が期待した通りにそこにあるべき時、ない時、それだけでも
知らず知らずのうちに楽しくなっていたりします。
そこにその音があってほしいと思ったり、期待が上手く裏切られた時って
楽しくなるんですが、それってほぼ無意識です。
歌詞でも音でも。
でもそれがちょっとわかっただけで作り手の意志がより伝わってきて面白いなーと
僕はすごく感じるようになりました。
次回は僕らがどういう風に知らないうちに音楽を楽しんでいるのかを紹介します。
Y.Y