大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
今日は5歳の女の子の生徒さんがうまくできないところがあって
涙ぐまれる...ということがありました..
非常に賢いお子様です。
僕としては十分のレベルだと思っていたものがその子にとっては納得がいっていなかったようです。
まだまだ観察力、共感力が足りないと思いましたねー
よりその生徒さんの思考の階層への理解が深まりました。
同じ年齢のお子様でも演奏に対する納得度というものは本当に様々だと改めて思い知ります。
誰だって子供の頃は泣いた記憶がありますよね。
皆さんはどんなことで泣きましたか??
僕は『男らしく』みたいなことを結構言う、泣くのを我慢することが美徳だというような
昔ながらの価値観を持った親でした。
男だから、女だから、兄、弟だから、姉、妹だから...そのようなカテゴライズは
メンタル的にあまりいい結果を生まないということがわかっているようですが..
なので、よく我慢したような記憶があります...なかにはどうしても悔しくて
泣いてしまったこともあります。
子供が泣くのはその子の性格や思考レベルによっていろんな感情が混ざっているものです。
主体となる原因はあったとしても
自分ができないことへの不甲斐なさ、自分自身への苛立ち
いいところを見せられなかった思い、共感が欲しい、シンプルに慰めて欲しい...
単に嫌で仕方ない、練習の成果が思ったように出なかった、思いが届かない...
その表現方法として泣くんですよね。大人もほぼ一緒かもしれません。
慰め方を間違えるとその感情により拍車をかけることになります。
完全に理解することは出来ませんが誰にでもその心情を理解した適切な言葉があるものです。
大人は多くの場合、適した言葉とは言い難い言葉で慰めてしまうものです。
良い言葉を選べる大人でありたいものですねー
『Mind Set』で有名なCarol Dweck先生の言うように
しなやかなマインドセットを持って出来ないことを楽しむ心が作れれば理想かもしれません。
そのためにはやはり内的な動機付けが必要です。
基本的にその演奏ができること、その子の能力を褒めて出来た地点を到達点としてしまうと
よりクリエイティブな思考を持つことが難しくなりやすいと言えます。
代替え的なモチベーションではなく、その子が楽しんでそれをやろうと思える心を
あらゆる根拠を用いていかに作れるかということが大事ですね♫
それがあればこれからいくらでも上達する可能性があるわけです。