大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室
K9 Music School🎸(ケーナイン ミュージックスクール)です。
ご覧いただきありがとうございます。
言葉って時にただならぬ魅力を発揮しますよね?なんでなんでしょうか?
アコムのCMで渡部篤郎さんが沖縄へいくという設定のものを今やっていますね。
「はじめての」は「はじみてぃぬ」と発音するのが近いとのことです。
ビギンの「しまんちゅぬ宝」みたいな感じですかね。
沖縄ってすごいですねー。何を話されているのか本気出されたらほとんどわからない...
僕は英語が好きなので発音練習なんかもよくやりました。
今でも好きでやってます。
それでなのか、このCMを見て何となくこの沖縄の言葉の感覚がわかるように思います。
「はじめての」は「はじみてぃぬ」になる、というのは結果論であって
「め」というより「み」の方が口内や口周りの筋肉、呼気の量など総合して考えた時に労力的に楽なんですよね。
「て」より「てぃ」、「の」より「ぬ」の方が発音すると楽ですよね??
「はじめての」というのは母音がしっかりしすぎていて結構疲れるわけです。
前後に何が来るかにもよります。
とはいえその感覚に慣れてしまっている僕らはそのあたりが柔らかい沖縄の言葉を聞くと本来は
発音しやすいはずなんですが聴き慣れていないから全然わからない。
もともと単語が難しいと言うのも大いにあると思いますが。
中川家の礼二さんがよくやる面白い中国語のネタがありますが、昔あれの反対バージョンとでも言いますか、
海外のちゃんと日本語を知らない芸人さんが日本語を話している真似をすると言ったネタがありました。
それはどんなんだったかと言うと、何を言っているのかはさっぱりわからず、日本語には聞こえません
でしたが母音をひたすら強調して話すといったものでした。日本語にはそう言った側面もあるんだなと
思いましたね。海外の人にはこう聞こえているんだと。
これは音楽的なフレーズにもよく起こることです。
特に自分で旋律を作るような作業をしているとこのような母音と子音の関係というか
全ての音は大切ではありますが役割は全て同じではないということに気づきます。
基本的なことがわかれば世界は広がりますよね。僕もまだまだ勉強中ですが
公式を覚えてそれが使えるようになったら、次はその公式が何故できたのか?その公式を作った人の
頭の中はどうなっていたんだろうか?という思考になります。
音楽理論やセッションと呼ばれるものもそのような思考からより深まっていく
ように思います。それを知るともっと理解が深まって面白くなります。
音楽と言語は似ているとつくづく感じます。
沖縄の言葉ってなんか良いなーってこの漫才を見て思います↓。