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ブルースギター#3 Charlie Patton

大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室のK9 Music School🎸です。

 

ブルースも戦前と戦後で分けて考える場合が多いです。

 

同じアメリカの歴史で考えるとジーンズみたいですね。

リーバイスの大戦モデルなんかは有名です。

 

その戦前の有名なブルースマン、Charlie Pattonさんをご紹介します。

テレビでアメリカの歴史系なんかのVTRが流れる時に流れそうなイメージの音楽です。

 

1891年生まれということですから現存なら128才です。ジーンズの原型が出来上がっている頃です。

日本では明治24年。有名な足尾銅山鉱毒事件の年です。

ということはチャーリーさんより田中正造さんの方がグンと大人なんですね...w。

日清戦争の3年前です。

 

ブルースはアメリカ南部のミシシッピ川のデルタ地帯付近の綿畑で強制労働を強いられていた黒人達から生まれます。

ブルースマン達はそこから北上し、シカゴやその他の地域に広がっていきます。

 

 

そんなブルースの生まれ故郷に近いデルタ地帯で生まれたチャーリーさんはデルタブルースと言われる

泥臭いブルースに分類されます。原型を作ったぐらいの年代の方ですね。

 

正直、ちょっと聞いてみようと思って聞いたら1分も持他ないんではと思いますw

歴史上、押さえて置くべき重要なデルタブルースの巨人ではありますがこのあたりから聴き始めて

ブルースにハマったら、かなりの変人かもしれませんw

 

基本的にはもっと聴きやすい、より現代に近い人たちから聴き始め、ギターの良さを感じて、

そして改めて戻って聞いた時に、この泥臭い、デルタっぽい感じが良く感じるのかもしれません。

 

一言で言うと歴史ですね。

 

このようなデルタブルースから時代とともにエレキギターの出現などで短い時間で大きく変わっていくブルースの世界は

ギターの魅力が詰まったものです。