大阪市北区 天神橋筋商店街のギター・ウクレレ教室のK9 Music School🎸です。
クラシックが練り上げられたコントなら、ジャズはその場のみの大喜利です。
今まで培ってきた言語をその時の空気、メンバーの演奏などによって
楽しめるように考えて繰り出していくといった音楽です。
そんなジャズにはギターリストもたくさんいます。
ジャズギターはインプロビゼーションでソロを弾く、
ということが醍醐味の一つであることはまちがいないと思いますが、決してソロは弾かず、
終始リズムに徹した素晴らしいリズムギターリスト、フレディ.グリーンさんを紹介します。
カウントベイシーオーケストラのリズムを支えた人です。厳密にいうとバンドの中でソロが回ってくることも
あった訳ですがその際も決して単音のソロではなく、あくまでコードを弾くことに徹した人です。
4つ切りと言われる4分音符をスイングのリズムにのせて弾くというこの方が編み出した
といっても過言でない奏法を確立されました。
今でもフレディグリーン奏法としてジャズギターの中では特に日本では一つのジャンルとしてカテゴライズされています。
決して派手さはなく、聞いていてたくさんの面白みがあるわけではありませんが
バンドを支えるという意味ではなくてはならないものです。
リズム楽器としてのジャズギターを語る時、避けては通れない重鎮ですね。
カルテットでの演奏動画がありました。ギターが聞こえやすくていいです。